DELFIA TRFアッセイ

DELFIA™ (dissociation-enhanced lanthanide fluorescent immunoassay)TRFテクノロジーは、時間分解蛍光(TRF)とランタニドキレートを組み合わせた高感度、堅牢で再現性の高いアッセイフォーマットです。DEFLIAは、20年以上の歴史と数千件の論文発表があり、シンプルなマトリックスから複雑なマトリックスまで、生化学的アッセイと細胞ベースのアッセイの両方に最適です。

他の蛍光体ではなく、長寿命の蛍光ランタニドキレートを使用することで、標準的な蛍光測定法では同時に起こる励起と発光の間の測定の遅延が可能になります。 TRFの利点とランタニドキレートの使用を組み合わせることで、DELFIAは標準的な蛍光検出に比べて次のような多くの利点を提供します：

高感度（フェムトグラムレベルの検出）
広いダイナミックレンジ（4-5 log）
高いS/B比
大きなストークスシフト
優れた安定性（数日レベル）
多重検出可能

イムノアッセイから、結合試験、酵素試験、細胞毒性試験、細胞増殖試験まで、DELFIAのTRFアッセイは、比類のない感度を常に提供します。

研究用です。診断にはご使用いただけません。

イムノアッセイ

DELFIAはフェムトグラム範囲の低い検出限界を実現し、標準的な比色ELISAよりも少なくとも10倍以上の感度を示します。DELFIAはまた、広いダイナミックレンジを提供し、時間のかかるサンプル調製やアッセイの繰り返しを最小限に抑えます。

非放射性細胞毒性および細胞増殖アッセイ

DELFIA細胞毒性および細胞増殖アッセイは、感度や信頼性を損なうことなく、従来の放射性同位元素のアッセイに代わるアッセイを提供します。

DELFIA細胞毒性アッセイは従来の51Cr放出プロトコルを忠実に模倣し、DELFIA細胞増殖アッセイはBrdU（5-bromo-2-deoxyuridine）の取り込みと高感度ユーロピウムベースのTRF検出を組み合わせています：

感度
時間の節約
簡便さ
非放射性

結合アッセイ

DELFIAは、ユーロピウム標識リガンド、またはビオチン化リガンドとユーロピウム-ストレプトアビジンとの組み合わせによるリガンド結合アッセイに、非放射性の代替法を提供します。DELFIAは、被ばくのリスクなしに、従来の放射性アッセイの感度を提供します。DELFIAはまた、化合物による干渉の可能性を大幅に低減する、タンパク質-タンパク質およびその他の結合相互作用のための柔軟で高感度な洗浄ベースのアッセイを提供します。

酵素アッセイ

酵素は創薬における重要な標的です。現在市販されている薬剤の多くは、疾患の表現型を媒介する酵素を阻害することで機能します。DELFIAは、生化学的アッセイではペプチド、タンパク質、ヒストン、ヌクレオソーム、その他の基質に、細胞ベースアッセイでは固定細胞や生細胞に対応する時間分解蛍光酵素アッセイを提供します。さらに、DELFIAを使用することで、マルチプレックスも可能です。

DELFIAのカスタムサービス

新規ターゲットの研究において独自のアッセイ法の開発をお考えでしたら、DELFIA TRFキレートに抗体や生体分子を結合させるカスタム・ラベリング・サービスをご利用ください。あるいは、時間がなく、迅速にアッセイを開発する必要がある場合、カスタムDELFIAアッセイ開発では、当社の技術エキスパートがお客様の研究ニーズに合わせたカスタムアッセイを開発いたします。抗体や生体分子のカスタムラベル化、カスタムアッセイの開発にご興味がございましたら、カスタムチームまでお問い合わせください。

お気軽にお問い合わせください。

アッセイ法の開発やトラブルシューティングに関しては、決して一人で抱え込まないでください。直接誰かに相談したい場合でも、自分で答えを見つけたい場合でも、必要なリソースをご用意しています。

FAS: 当社のフィールド・アプリケーション・サイエンティストのグローバルチームは、アッセイ開発の実践的な専門家です。アッセイ開発とトラブルシューティングの両方をサポートします。

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